「☆と一緒に」

映画「スリー・ビルボード」


すごく強烈な物語だった。
実話ではなく、フィクション。
舞台はアメリカミズーリ州だけど、もし私だったらどうするだろう、と思った。

物語は、道路沿いにある古びた、壊れかけたような3枚の大きな看板に広告を出そうと思い付くことから始まる。
広告には「レイプされて死亡」 「犯人逮捕はまだ?」 「なぜ? ウィロビー署長」 と書かれている。
広告を出したのは、7ヶ月前に娘を殺された母親ミルドレッド。
広告社の前にある警察署、そこの署長ウィロビーを父親のように尊敬しているディクソン巡査は、広告社に看板を取り外すように文句を言いにいくけど、法的に問題はないと言われる。
ミルドレッドは、看板を描くことによって警察を追い込めば捜査を進めるだろうと考えていた。
テレビやラジオの取材を受けた。
だけど、町中がウィロビー署長を尊敬しているし、また彼が末期ガンで余命3ヶ月ということに同情していたので、ミルドレッドは町中から非難を浴び敵視され、1人息子も学校でいじめられる。
それでもミルドレッドは闘い続ける。
やがてある事件を通して、状況が変わっていく。

どうして看板を描こうと思い付いたかを考えると、やっぱり愛する家族を殺されたら犯人を捕まえてほしい。
というか、警察は捕まえるべき、それが仕事だろう、と思う。
そう思うのは、警察が何をしているのかわからないからだ。
看板を見てから、署長はミルドレッドを訪ね、捜査状況を説明する。
そう、そもそもはそういう説明がないから遺族が孤立してしまうのだと思う。

もっといろいろ遺族として思うこと、問題としてかんがえなければいけないことが含まれているけど、それは映画を見た人と話そうと思う。



はいしゃ と だいしゃ


土曜日に、歯磨きのあとのフロスで奥歯の詰め物が取れた。
治療してからもう何年も、いや何十年にもなるような気がする。
引っ越して、新しい歯医者に通うようになってからも問題ないので手を入れてなかった。

3日間の我慢が終わって、今朝、予約の時間を入れてもらった。
来月定期検診だけどと、歯肉の具合や歯石の有無など前倒しでチェックしてから、取れた詰め物を接着した。
もう一度、中を治療してからちゃんと付け直すらしい。
次の予約は2週間後。

 ◇ ◇ ◇

暮れからずっと見当たらないままの台車。
マンションの管理会社が、住民のためにも、とパイプスペースに置いて自由に使わせてくれていた。
重い荷物を運び出したり、運び入れたり、宅配の荷物をボックスから運び込んだり、いまでは必要不可欠。

そうそう、最近アマゾンとかの荷物がクロネコ便じゃなくて、他の宅配業者だったりすると、重たい荷物を各戸にまで配達しないで、みんなボックスに入れたりするのだ。
私は、時間指定した荷物があると、部屋に待機しているのに、「どうしたんだろう、もう午前の12時を過ぎちゃって」と、まさかと思いつつ階下のボックスを見に行くと、ちゃんとボックス内に鎮座ましましてる。
重いし、一軒ずつ回るのが億劫なんだろう。
重いから宅配にしてもらっているのだし、ボックスから出しても、私は腰を痛めているから台車に乗せて運び込みたいのに。
やっぱりヤマト便が一番丁寧で、ちゃんと配達してくれる。

私は暮れの荷物運びに不自由していたので、正月明けに管理人さんが出勤してきたときに、台車がないですね、と言った。
掲示板にも貼って、エレベーターの中にも貼って、台車が戻ってくるのを待っていた。

ところが、今日外出しようとエレベーターの前で待っていると、「高橋さん!」と管理人のおじさんが呼ぶ。
なんと!台車が元の位置に戻されていたって。

「もう出てこないと思ってた!」と言ったら、管理人さんも同じように言った。
こんなに何日も戻さないなんてどこのどいつだ!無断拝借、窃盗?まで思っていたから、「もう絶対に出てこないと思ってた」
また管理人さんも同じように言った。

良かった、良かった。
これで、暮れに捨てるべき荷物をやっと運び出せる!





ミュージカル「ファン・ホーム」

日比谷のシアタークリエに「ファン・ホーム」を観に行く。

2006年に出版した「ファン・ホーム ある家族の悲喜劇」が「タイム」誌に年間最優秀図書に選ばれ、ミュージカル化され、オフブロードウェイからブロードウェイへ。
2015年に最優秀ミュージカル作品賞を含むトニー賞5部門(脚本賞、オリジナル楽曲賞、主演男優賞、演出賞)で受賞した。
その日本初演作品。

主人公アリソンは瀬奈じゅんさん、その父親役は吉原光夫さん、どちらも好きな俳優さんで、どんな作品なんだろうと期待して行った。
けど、これ、なんでミュージカルなんだろう?と思った。
私は、最近初めてのミュージカルで音(声)が聞き取れないことが多い。
脚本賞をとっているし、オリジナルの漫画では言葉の一つ一つに重みがあるようなことが書かれていたけど、それが早いテンポの音楽で流れて行ってしまい、その言葉がよくわからないまま物語が進んでしまうのが残念。

母親役の紺野まひるは、母親?と思うくらい母親らしくない。
3人の子どもたちと一緒に見える。
声も歌い方も、3人の子どもたち同様、歌うこと演じることに必死。
そう思ってからは何も感情移入できない。

自殺した父親、ゲイとレズビアンで何か通じるものがあったと思い出をたどりながら漫画に綴っていくアリソンの気持ちはわかるような気がする。
家庭の問題、家族の問題はどこにでも何かしらあるとおもうけど、でも、ゲイとかレズビアンになると私の想像を超える。
それでも敢えてこういうテーマで表現することは、現実的に考える必要がある時代なんだと思う。

私の周囲の人たちは泣いてなかったし、私も泣かなかった。
いろいろな問題点や深い意味にまで到達できなかった。
もう一度観れば、それも見えてくるのかと思うけど、このままの舞台をまた観に行こうという気は起きない。




【FUN HOME のHPより】***********************
「父も私も、同じペンシルバニアの小さな町で育った。
そして父はゲイだった。
そして私はレズビアンだった。
そして父は自殺した。
そして私は・・・レズビアンの漫画家になった。」

すれ違う父娘の、別れと再生の物語
主人公・アリソンはペンシルベニアの葬儀屋(Funeral Homeを略してFun Home)の長女として生まれ、今は漫画家として活躍しています。彼女は今、43歳。父ブルースが亡くなった時と同じ年齢に差し掛かっています。アリソンとブルースにはいろんな共通点がありましたが、一番は・・・アリソンはレズビアンで、ブルースはゲイだったこと。そしてアリソンはそれを受け入れ、父は隠し通す道を選び、自らの命を絶ったのでした。―なぜ父は自らの命を絶たなければいけなかったのでしょうか?
セクシャルマイノリティとして、そして文学や芸術を愛する者として、共感しあいながらもすれちがい続けた父と娘。現在、大学生、幼少期それぞれのアリソンが、父との思い出をたどりながら、父の本当の想いに迫っていく、家族の再生の物語です。

単なる回想劇ではない、途方もない創造の旅路
本作の特筆すべき点は、3人の女優によって一人の人物を演じ分ける劇構造とともに、ストーリーが現在のアリソンの描く“漫画”という形で展開していくところにあります。時の経過によって変色した記憶の断片から確かなものを一つずつ拾い上げ、漫画に描いていくことで新たに発見する真実。容赦のない悲しみや痛みにも目を背けず、最後まで描き続けようと挑むアリソンの姿に、観る者は心を突き動かされ、いつしかアリソンと一体となってこの途方もない創造の旅路を進んでいることに気づきます。
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掃除機5年保証の効果

掃除機の修理が終わったと連絡あり。
3月で保証期間も切れるという時期でもあるし、故障の原因によっては少し料金がかかるかもしれないと言われていたけど、その連絡もなかったので良かった。

修理費ゼロの修理済み掃除機を持ち帰ってきてから、修理記録書をみたら、ヘッド、蛇腹ホース、モーターを交換した、とある。
ヘッドにも、軽く進むようにモーターが付いていて、そこが結構値段が高いのだと聞いていた。
そうすると、全体的にほとんど新しくなったも同然。

購入した時は結構高かったけど、5年保証付けておいて良かった。
使いすぎだと言われながらも、毎年どこか修理に出して、そのたびに部品が新しくなって、毎年買っているようなもの。
でも、今回の修理では、新品同様でまだまだ長く使えそう!



大笑いされた私・・死語


今日は朝から出ずっぱりで、かなりテンションがあがっていた。
夕方には少々疲れてきたけど、夕食会になっったら不思議なことに疲れなんてどこへやら。


20180209・食事会



帰りはタクシーに乗ることになった。
寒い外気から暖かい車内に入ったら、急に汗ばんできたので、
「えりまき、取ろう!」
って言ったら、
一緒に乗っていた男性が大笑いした。

「えりまき」って今は使わないでしょ、って。

そうか?
じゃぁ、なに?
マフラー? 
スカーフ?

あんまり留めなく大笑いされてしまったので、帰宅してから調べた。
「マフラー、ストール、ショール、スカーフのちがい」
読むと、「えりまき」とはこれらの総称だと言える。

私はタクシーの中で、「死語を使うような昔の人間」であることを自覚させられたけど、10才しか違わない同乗者に大笑いされることでもないとわかって、ちょっと安心した。





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